目標管理研修(目標設定)

「目標による管理」の手法を踏まえ、業務目標と難易度について被評価者自身による設定と上司との面談により確定させることになり、業務目標に対する達成度を評価することを業績評価としています。その基本的流れは、「目標の設定」→「業務遂行」→(「期中の見直し」→「業務遂行」→)「目標達成の評価」→「評価結果を反映した目標設定」です。業務目標の設定については、自己申告によることを基本とし、上司との面談を経て、確定します。

各個人の業務目標は、原則として所属する組織目標などから、下位職位の業務目標は、上位職位の業務目標等を踏まえて、それぞれ設定します。また、より主体的な人材の育成や意欲を喚起し組織活性化するため、一般職・管理職に限って、その職位に期待される役割などを超えるような職務の実行や横断的なチャレンジ目標を設定可能としたり、目標についての難易度の設定や目標達成に係る個人の業務の割合を示す業務ウエイトの設定などについても習得します。(人事制度で決められた項目により内容は変更します)

研修の期待成果

  1. 目標による管理とはどういうものかを理解する
  2. 目標の設定方法、計画の立案・実施のポイントを習得する
  3. 部下を動機付け、育成し、仕事を管理するための実践的手法を習得する。

プログラムの例

スクロールできます
時間1日目2日目
9:00【目標設定(管理者用)】

1.目標管理の考え方(目的・概要・仕組み)
①目標管理とは
②目標管理とマネジメントの関係
③目標管理のプロセスを理解する

2.目標設定のポイント
①目標の捉え方
②目標設定のステップと連鎖の考え方
③モチベーションをあげる目標を設定する
【目標設定面接(管理者用)】

6.目標管理制度における面接の位置づけ
①目標管理制度における面接とコミュニケーションの重要性
②面接の基本構造を理解する
③3つの面接で組織を活性化する


7.効果的な指導と面談者に必要な心構えとスキル
①管理者にとってのコミュニケーション
②効果的な話し方
③上手な聴き方
3.計画実施のポイント
①効果的に指示を出す4つのポイント
②効果的に支援をする4つのポイント
③コーチングでOJTを実践する


4.実践演習
①目標の検討
②自部門の目標を計画に落とし込む


5.今日のまとめ
8.目標設定面談とそのポイント
①目標設定面談の目的と手順
②目標設定面談と目標管理の関わり
③【ロールプレイング】部下との面談


9.日常の指導とそのポイント
①観察記録の活用
②マネジメントサイクル(P-D-S)確認
③部下指導・育成・能力開発の促進


10.まとめ
17:00終了終了